はじめに
今やAppleのハイエンドノートPCとしてクリエイターには欠かせない存在となっているMacBook Pro。
一言にMacBook Proと言っても使用する用途に応じて選ぶモデルが変わってくるんです。
なので今回はおすすめのMacBookProとその選び方をご紹介できたらなと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
MacBook Proの選び方
まずは簡単に選び方についてご紹介しますね。
CPUで選ぶ
2024年現在、MacBookシリーズに限らずAppleのCPUで主流となっているのはAppleシリコンことMチップシリーズです。
ちなみにCPUというのは簡単に言ってしまうとパソコンの頭脳の部分。
パソコンで行う処理を行う大切なパーツの一つです。
この頭脳の部分ですがAppleは今までインテルを採用していました。
インテルというのは言わばCPU屋さん。Ryzenなどと並ぶ大手CPUメーカーです。
それが変化したのは2020年。
AppleはそれまでのCPUから自社で設計開発したAppleシリコン、M1にCPUを載せ替えました。
これによりメモリやその他パーツを同じチップ内に収めることができ、より高性能で高効率、つまりバッテリー持ちも良いパソコンへと大幅な変貌を遂げました。
そして年々モデルチェンジを果たしていきM1 ProやM2、M3、M4といったように着々と進化を遂げていきました。
これらチップはMacBook Proにも採用されています。
ちなみに、現在新品で購入できるのはM4、M4Pro、M4Maxとなっています。
14インチMacBook Pro(M4/Pro/Max)
- M4:10コア
- M4 Pro:12/14/16コア
- M4 Max:14/16コア
16インチMacBook Pro(M4 Pro/Max)
- M4 Pro:14/16コア
- M4 Max:14/16コア
ですが、ソフマップやイオシスなど、中古市場を探せばM1ProやM2Pro、M3など過去のMacBook Proも手に入りますよ。
GPUで選ぶ
M2チップ・M3チップ・M4チップは最大10コアのGPU、M4 Proチップ・M4 Maxチップは最大40コアのGPUとなっています。
M4シリーズはIntel Core i7搭載13インチMacBook Proと比較した際に、ビデオ処理能力がM4で約27倍、M4 Proで約33倍、M4 Maxでは約41倍も高速になっています。
14インチMacBook Pro(M4/Pro/Max)
- M4:10コア
- M4 Pro:16/20/32/40コア
- M4 Max:32/40コア
16インチMacBook Pro(M4 Pro/Max)
- M4 Pro:20/32/40コア
- M4 Max:32/40コア
画面サイズで選ぶ
2024年現在新品で買えるMacBook Proのサイズは2種類です。
14.2インチと16.2インチの2種類があり14.2インチは画面の広さとコンパクトさを併せ持つバランスの良いMacBookとなっています。一方16.2インチは大画面で作業がしやすく、マルチタスクや画面を2分割する時などにとても扱いやすいMacBookです。
ただ、16.2インチの方は重量が2kgと持ち運ぶにはとても重く主に据え置きで作業することに向いているでしょう。
このことから頻繁に持ち運ぶのなら14.2インチのMacBook Proを、たまに持ち運ぶけどほとんど据え置きで使用するなら16.2インチのMacBook Proをを選ぶといいでしょうね。
また、カフェなどで作業する際もデスクの関係から14.2インチの方が向いているでしょう。
そのほかにも過去に販売されていた13インチのMacBook Proも中古で購入するという手もあります。
こちらはM1とM2の2種類あり、費用を安く抑えたい人にはぴったりでしょう。
メモリ容量で選ぶ
M1シリーズ、M2シリーズでは最小メモリが8GBでした。(ちなみに14インチ以上のM1シリーズ、M2シリーズでは最小メモリが16GBでした。しかし選べるCPUはPro、Maxのみとなっていました。)
M3ではProやMaxと付かない無印M3CPUも選べましたがこちらも8GBからとやや物足りないメモリ容量でした。
しかし、今回発表されたM4チップからは無印チップでも最低メモリが16GBで価格も据え置きになっています。
MacBook Proを選ぶ人は高負荷な作業も視野に入れていると思うので、最低でも16GBは欲しいところですね。
ただ、Proの筐体が欲しくて軽作業しかしないという人はM3チップの8GBでも十分だとはおもいます。
しかしそうなると今後の用途次第ではメモリ不足やポートの数など無印M3モデルでは差別化が図られているので、やや不便が生じるかもしれないことには注意が必要です。
まとめ
今回はMacBook Proの選び方についてご紹介しました。
この記事が皆さんのこれからのMacBook Pro選びのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。