Canon EOS R3はアマチュアでも使っていい？どんなシーンで重宝するか？

はじめに

Canon EOS R3は、キヤノンのフルサイズミラーレス機の中でもプロフェッショナル向けに位置づけられたフラッグシップモデルです。

約2,400万画素の積層型フルサイズCMOSセンサーと最新のDIGIC Xプロセッサーによる圧倒的な処理速度、最大30コマ/秒の電子シャッター連写、被写体認識AFなど、数々の先進機能を搭載しています。

そんなCanon EOS R3は一見するとプロのためだけのカメラに思えるかもしれませんが、実はアマチュアユーザーにとっても大きなメリットがあります。

むしろ趣味のカメラとしてや、趣味の撮影において、この性能の高さが「撮れる写真の幅」と「撮影の楽しさ」を格段に広げてくれるのです。

というわけで、今回はCanon EOS R3はアマチュアでも使っていい？どんなシーンで重宝するか？と題して、アマチュアがR3を選ぶ理由と重宝するシーンについてご紹介します。

アマチュアがEOS R3を選ぶ意味

高額で重量もあるEOS R3を、あえてアマチュアが選ぶ理由は大きく分けて3つあります。

①撮影の自由度が大幅に広がる

R3に搭載されている高速AFと高精度の追従性能は、動きの速い被写体に対してもピント外れを大幅に減らせるといったメリットがあります。

これは、スポーツ、野鳥、ペット、子どもの運動会など、一発勝負のシーンでも圧倒的に有利です。

このことからも撮影の自由度は格段に広がるでしょう。

②撮影そのものが快適になる

高解像EVFやバリアングル液晶、視線入力AFなど、R3に搭載されるこれらのsまざまな機能は、被写体に集中できる操作性や撮影体験を一段と楽しいものにしてくれます。

長時間の撮影でもストレスが大幅に軽減され、結果的にシャッターを切る回数が増えます。

③長期的な機材投資としての価値

R3に搭載される高性能な防塵防滴構造や高耐久シャッターユニットはまさしくプロの現場仕様。5年、10年と安心して使い続けられます。

そのため、長期的に撮影機材としての価値を維持でき、対費用効果も高いため、コストパフォーマンスも悪くありません。

アマチュアがEOS R3を重宝するシーン

EOS R3は万能型ですが、特に以下のシーンで真価を発揮します。

1. スポーツ・アクション撮影

最大30コマ/秒の電子シャッター連写と低遅延のAFはR3を使用する際の特権ともいえ、一瞬の決定的瞬間をも逃しません。

サッカーやバスケットボール、モータースポーツなど、高速で動く被写体の撮影においては他機種を圧倒します。

2. 野鳥・動物撮影

高性能な被写体検出AFは鳥や動物の瞳まで認識します。

高速で動く被写体でも正確に追従してくれ、これらのシーンでも確実に撮影を可能としてくれます。

さらに、軽量なRFレンズと組み合わせることで、長時間の持ち運びも可能です。

3. 子どもの行事や家族写真

運動会、発表会、旅行先でのスナップなど、一度きりの瞬間は何がなんともシャッターを切りたいもの。

R3はそんなシーンでも高い確率で被写体を捉えることができます。

また、高感度性能も優秀で、暗い室内や夜間撮影でも美しい仕上がりが得られます。

アマチュアでもこれらの恩恵は大きいでしょう。

4. 風景・旅行撮影

耐候性の高いボディを採用しているR3は、急な天候変化や過酷な環境下でも安心です。

屋外で撮影することの多い風景や旅行での撮影のシーンではR3は間違いなく安心して使用できる機材と言えるでしょう。

また、広いダイナミックレンジにより、明暗差の激しい風景でも豊かな階調で描写します。

表現力の高さがものを言う風景撮影で確実にR3は心強い味方になってくれるでしょう。

まとめ：プロ仕様＝使いこなせないは誤解

Canon EOS R3は、プロの要求に応える性能と信頼性を備えつつ、アマチュアにも大きなメリットをもたらすカメラです。

そんなEOS R3はプロ向けスペックを持ちながらも、操作系はとても直感的で、初心者でもすぐに基本的な撮影が可能です。

特に、視線入力AFは初心者にとって「思った場所に即ピントが合う」という直感的な体験を提供してくれます。

確かに一見するとオーバースペックに思えるEOS R3ですが、実際のところは「性能が高すぎて持て余す」というよりも、「性能の高さが撮影のミスを減らしてくれる」という方が正しい理解だと私は思います。

スポーツ、野鳥、家族イベント、旅行など、幅広いシーンで活躍できるR3。

「高性能すぎるから必要ない」と考えるよりも、「性能があるからこそ失敗が減り、楽しさが増す」と捉えることで、結果的にあなたの撮影ライフを劇的に変える存在になるでしょう。

サトユキ

好きなモノで人生をHAPPYにをモットーにAppleやその他ガジェットについてまとめています。