はじめに
今回は大人気ノートパソコン「レノボ」についてです。
「2024年版」レノボノートパソコンおすすめ7選!と題してレノボのおすすめ機種と選び方をご紹介いたします。
レノボのノートパソコンの選び方
使用用途を確認
仕事や学習などの用途で使うなら、ThinkPad・IdeaPadなどのシリーズがおすすめです。スペックやサイズの選択肢が幅広く、作業に応じた適切なモデルが見つかるはずです。
また、事務仕事やレポート作成に使うなら、オフィス付きのエントリースペックモデルがおすすめですね。
例えば「Lenovo V15 Gen 3 AMD」なら、WordやExcelなどが使える「Microsoft Office Home & Business 2021」付きモデルが10万円以下で購入できます。搭載されているプロセッサーやメモリの性能は控えめというデメリットはありますが、こういった簡単な作業なら十分に使えるはずです。
一方で、複数のソフトを起動しての作業や高負荷な作業、本格的なプログラミング学習などには、ミドルスペック以上のモデルがベストですね。
「ThinkPad T14 Gen 3」などプロセッサーやメモリのスペックが十分のモデルを選べば、スムーズに作業できます。目安の価格帯は10〜20万円程度です。
ほかにも、CADや3D描写など高負荷な作業に使えるビジネス向けPCも選択できますよ。
例えば「IdeaPad Flex 550」はグラフィックカード「AMD Radeon™ グラフィックス」を内蔵しており、8万円前後で購入できます。
ゲーム用途でノートパソコンを購入するなら、GPU搭載モデルから選ぶのが良いですね
GPUとは、ノートパソコンの映像表現力を決めるパーツのことで、CPUの内蔵GPUを使うモデルに比べて、個別GPUを搭載しているモデルのほうがより多くのゲームを動作させられます。
動画編集や音楽制作などクリエイティブな用途で使うなら、ThinkPad・Yogaシリーズから販売されているハイスペックモデルがおすすめです。
特に高画質の動画・画像編集などPCスペックを要求する製作活動には、「Lenovo Yoga Slim 770i ProX」などのハイスペックモデルがおすすめですよ。
Core i7の高性能プロセッサーや16GBメモリを搭載したモデルを選択できます。
価格は15万円以上とそれなりに高額ですが、スムーズな作業を可能とします。
スペックを確認
CPU
CPUとも呼ばれるプロセッサーは本体の起動から各種ソフトの動作まで、PCのあらゆる処理速度に関わるスペックです。
レノボのノートパソコンでは、モバイル端末向けのQualcomm・MediaTekから、デスクトップPCにも採用されるCore・Ryzenシリーズまで、さまざまなプロセッサーを選択できます。
普段使いやOfficeソフトを使うビジネス用途には、Core i3やRyzen 3程度のプロセッサで十分です。
一方で、ゲームやクリエイティブなどの性能を要求される用途には、Core i5・Ryzen 5以上のプロセッサーがおすすめです。
GPU
映像処理を行う用途ではGPUの有無も重要です。
ノートパソコンではCPU内蔵GPUを利用するモデルも販売されていますが、ゲームやクリエイティブ作業の用途には不向きです。
最新ゲームのプレイや動画編集に使うなら必ず確認しておきたいポイントですね。
高性能なGPUでゲームや動画編集を楽しむなら、「RTX 3050Ti」「RTX™ 3070 Ti」を搭載したモデルがよいでしょう。
価格を抑えてミドルスペックモデルを購入するなら、「GTX1650」を搭載した「Legion 550Pi」などもおすすめです。
とはいえ、普段使いやレトロゲームをプレイする程度ならCPU内蔵のものでも十分です。
その場合は「Radeon Graphics」「Iris Xe Graphics」などCPU内蔵のGPUを採用したモデルを選びましょう。
GPUを別途搭載しているモデルより価格が安いため、コストを重視して選びたい人におすすめです。
メモリ
メモリはゲームやアプリなどのPC上で起動するあらゆるソフトの動作に必要なスペックです。メモリは、よく作業台の広さに例えられますね。
レノボでは4〜32GBの範囲で容量が選択でき、容量が大きいほど複数ソフトの立ち上げや、要求スペックの高いゲームに対応できます。
普段使いやビジネスの用途では、8GBのメモリ容量がおすすめです。
4GBだとブラウザやソフトを複数立ち上げたり、YouTubeを見ながらSNSもチェックしたりなど複数の作業をこなそうとすると容量不足を起こす場合があり、意外とストレスになります。なのでマルチタスクでも軽快に動作するよう、8GB以上を選びましょう。
ノートパソコンでゲームや配信も行うのであれば、16GB以上のモデルが便利ですよ。
最新ゲームはもちろん、専用ソフトを複数立ち上げる配信でも快適に動作します。
ストレージ
ストレージはOSやソフトウェア、周辺機器の動作に必要なドライバなど、ノートPCに必要なデータを保存しておくパーツです。
レノボでは64GB〜1TBと幅広い容量から選択できます。
Officeソフトを使った作業や普段使いには、128GB・256GB程度の容量でも十分。
レノボのChromebookでは64GB搭載モデルも販売されており、費用をできるだけ抑えたい人にはこちらがおすすめです。
ですが64GBだとすぐに容量がいっぱいになってしまうこともありえます。なので購入後にストレージ容量が足りなくなった場合に備えて、外付けSSD・HDDの導入も検討しておくとよいでしょうね。
一方、容量の大きいデータを扱う場合は、512GB以上のストレージが便利です。あとから容量を追加する心配もほとんどなく、ゲームの複数ダウンロードや、撮影した動画をPCで保存するなどの用途で活躍します。
仕様を確認
レノボのノートパソコンのOSでは、多くのモデルでWindows 11・Windows 10が搭載されています。
WindowsはHomeとProに分類され、Proではリモート操作や仮想OSの起動といったビジネス用途向け機能に対応しています。
普段使いにはHomeを、ビジネス用にはProを選ぶとよいでしょう。
また、Chrome OSを搭載したChromebookもラインナップしています。
クラウド上で作業する仕様で、本体の起動の速さや値段の安さが魅力です。
ただし、ネット接続が前提となりWi-Fi接続できない場所では使いにくい点や、重い処理が必要なソフトの使用は困難な点がデメリット。普段使い用に購入するなど、コストを可能な限り抑えたい人におすすめです。
「2024年版」レノボノートパソコンおすすめ7選!
IdeaPad Slim 5 Light Gen 10(AMD)
このIdeaPad Slim 5 Light Gen 10は13型のモバイルノートパソコンです。薄さと軽さを追求しており普段の持ち運び用ノートパソコンとして大変優秀です。
CPUはRyzenシリーズのプロセッサーを搭載。GPUにはRadeonグラフィックスを装備しています。
FHDのIPS液晶画面で画面も見やすく、また、Webカメラにはプライバシーシャッターを備えており、オンライン会議からプライベートまで快適に使えます。
IdeaPad Slim 3 Gen 8(AMD)
こちらのモデルはAMDプロセッサーを搭載した15インチのテンキー付きモデルです。
事務仕事や資料作成にぴったりなモデルとなっていますよ。
また、AMDプロセッサーの特徴から若干ですがIntelモデルより充電持ちも良く、デザイン作業などのクリエイティブな作業にも向いている、マルチに活躍できるのノートパソコンと言えそうです。
ただし、重量がやや重いので持ち運ぶ頻度が多い人は少し負担に感じるかもしれませんね。
それでもバランスの取れたモデルだと思いますよ
ThinkBook 14 Gen 6(AMD)
14.0型のIPS液晶画面を採用しているこのモデルはミリタリーグレードの耐久性を誇っている大変タフなノートパソコンです。
拡張性も高くUSB Type-CやHDMIなど優れたインターフェイスが魅力の一つでしょう。
高速なSSDと大容量メモリ採用によるスピーディな応答性は、毎日のタスクをスムーズに進めることを可能としていますよ。
ThinkPad E14 Gen 6 (AMD)
このThinkPad | E14 Gen 6の魅力はなんといっても、Wi-Fi 6Eに対応し、高速なメモリとSSDを備えた性能の高さでしょうね。
CPUにAMD Ryzen7000シリーズを搭載しタスクを高速で処理することが可能となっており、また、カメラにはライバシーシャッターも搭載。これによりプライバシー保護やセキュリティ対策も有効で、普段使いだけでなく仕事にもバリバリ使いたいノートパソコンになっていますよ。
ThinkPad X1 Carbon Gen 11(Intel)
第13世代Intel Coreを採用し、とにかく高性能なこのノートパソコンは、高性能なPコアと高効率なEコアを使い分けることによって、消費電力を抑えさまざまな作業をスムーズかつ、パワフルに行えます。
画面サイズは14.0型を採用し作業効率も上がること間違いなしでしょう。
AIベースのノイズキャンセリングとDolby Voiceを内蔵した4つの360度集音マイクにより、快適なオンライン会議をも実現。
USBメモリなど変換アダプターなしで接続できる拡張性も誇り大変便利に使用できるノートパソコンです。
ThinkPad E16 Gen 1 (Intel)
こちらはプロセッサーにIntel Core Ultra 5を備えた高性能モデルです。
16型の大型液晶が特徴的で、大画面を生かした作業に向いていますよ。
高速なDDR4メモリとPCIe NVMe OPAL2.0 対応SSDにより、マルチタスクを簡単にこなすことができ、強固なセキュリティ機能も装備。また、WUXGA解像度のIPS液晶画面は鮮やかで精細な映像を提供してくれます。
ThinkPad E16 Gen 1 (AMD)
上記のIntel Core Ultra 5を搭載したモデルのCPUがAMDになっているのがこちらのモデルです。
同じく16インチの大画面で見やすく、作業性を確保していますよ。
また、こちらはメモリ32GB、ストレージ1TBのハイスペックモデルでもあります。
デザインや画像編集、動画編集などよりクリエイティブな仕様を想定しているならこちらのモデルの方がおすすめですよ。
まとめ
今回はレノボのノートパソコンおすすめ7選と選び方を解説してきました。
レノボは幅広いラインナップが魅力でさまざまなニーズに合った製品を作っています。
そんなレノボのノートパソコンを選ぶ際は今回ご紹介した選び方で選んでおけば自分に合ったぴったりのモデルが見つかること間違いなしですよ。
また、今回ご紹介したモデルはレノボ製品のほんの一部ですが、日常使いや仕事で使用するのにぴったりなモデルをご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださると幸いです。